蚊が増える夏、様々な対策法がありますが近年ではスプレーをワンプッシュするだけで蚊がいなくなるスプレーが人気商品として販売されています。
ですが、効果が高い分人体に有害ではないのかという心配も出てきます。
特に赤ちゃんや妊婦さんへの影響はどうなのかというのは気になるところです。
先に結果だけお伝えしますと、蚊がいなくなるスプレーを普通に使用しても妊婦さんや赤ちゃんに悪い影響はありません。
この記事ではこういったことを紹介します。
- 赤ちゃんや妊婦さんへの影響はあるのか
- 各種虫よけの効果
- 蚊がいなくなる仕組み
- 各種虫よけの効果時間
- おススメのメーカー
- 蚊がいなくなるスプレーなど各種グッズの紹介
以上のラインナップとなっております。
トップに目次がありますので、興味がある部分だけでも抜き出して読んでみてください。
妊婦さんや赤ちゃんがいるご家庭におススメの蚊取りグッズ3選
蚊取りグッズ製品 | 効果時間 | 使い方・動力 | 値段 | 安全性 |
---|---|---|---|---|
蚊がいなくなるスプレー | 12~24時間 | 室内でスプレーをワンプッシュ | 525円 | 高 |
ノーマット蚊取り | 60~90日 | コンセントタイプや電池タイプ | 798円 | 高 |
玄関などの吊り下げタイプ | 1か月~1年 | 玄関や室内ドアノブに吊るだけ | 831円 | 高 |
おススメの3選はいずれも高い効果を発揮し、さらに火を使ったり煙が出たりしないので屋内でも使いやすく安全性も高い商品ばかりです。
ずっとお布団に寝ている赤ちゃんだけでなく、歩きだしいたずら盛りの幼児がいるご家庭でも安心してご使用いただけます。
比較的に安価なのも嬉しい点ですね。
赤ちゃんや妊婦さんがいる家庭で使用しても大丈夫なのか?
繰り返しになりますが、蚊がいなくなるスプレー、ワンプッシュ虫よけは赤ちゃんや妊婦さんがいるご家庭で使用しても大丈夫です。
実際に我が家でも使用していますが、赤ちゃんの体調が悪くなるなどの影響もなくキッチリと憎い蚊を駆除してくれました。
ただし、噴出する薬剤を直接吸い込んでしまわないように注意しましょう。
各製薬会社の公式HPでも説明されていますが、直接人体に吹きかけたり、スプレーを多量に直接吸い込むことで少なからず影響が出てしまいます。
ではなぜ大丈夫なのか、どうすればいいのかを説明します。
蚊がいなくなるスプレー、効果が凄いのに人体に大丈夫な理由
蚊取り線香や、蚊がいなくなるスプレー、水性ノーマットなど様々な蚊取りグッズがありますが、その全てがピレスロイドという薬剤が使用されています。
即効性については、微量でもよく効き、その上すぐに効果を発揮するので駆除するまでの間に蚊に刺されてしまうリスクを下げることができます。
さらに忌避性については、例えば蚊取り線香を使用していて火が消えてしまっても、空間に残ったピレスロイド成分によってその場に蚊が近づきにくくなる効果があるので安心です。
そして一番気になる安全性ですが、ピレスロイドは害虫の神経に作用し、麻痺させて駆除します。
しかし、猫や鳥などのペットや人間のような恒温動物に対しては体内に侵入してもすぐに分解され体外に排出される特徴を持っています。
蚊がいなくなるスプレー、ワンプッシュ虫よけを使用した直後は少し薬剤の臭いがしますが、特に人体に何らかの影響が出ることはありませんし、すぐに臭いも消えてしまいます。
しかし、前述したように直接顔に吹きかけたり、大量に吸い込んでしまうと体内での分解が間に合わず少なからず影響が出る場合もあるので、多量に吸引してしまった場合はかかりつけのお医者さんに連絡し、ピレスロイド配合の薬剤を大量に吸い込み、その上でどのような体調不良が出ているかを伝えましょう。
とは言え、赤ちゃんや妊婦さんが寝ているところに直接吹きかけでもしない限り害を及ぼすようなものではありませんので、正しく使用すれば問題はありません。
蚊のいなくなるスプレーを使う時は、赤ちゃんや妊婦さんを避難させる?
赤ちゃんに影響はありませんが、少しでも吸い込ませたくないというのであれば、一時的に避難させるのが1番の対策になります。
蚊がいなくなるスプレー、ワンプッシュ虫よけが効果的に蚊をせん滅する仕組みは、噴出した薬剤が素早く室内に広がり、壁や天井に付着することでそこに止まった蚊を駆除する作りになっています。
長時間空間に漂うような仕組みになっていないので、避難してから数分で室内に戻れば安心です。
また製品説明にも書かれていますが、より効果を発揮したいからと何度もプッシュし噴出しないように気を付けることが大事です。
メーカーが公表している使用法を読み正しく使うことが赤ちゃんや妊婦さんへの1番の安全対策となります。
蚊がいなくなるスプレー、ワンプッシュ虫よけ以外の製品は?
基本的にご家庭などでよく使うものをご紹介します。
今現在主流なのは屋外ならば火を使う昔ながらの蚊取り線香と、屋内ならば臭いのない電気や電池で稼働するタイプのこの2つになります。
煩わしい蚊に対しての製品は屋内外様々で、主によく使われているのはこの2つになりますが、この記事ではあくまで赤ちゃんや妊婦さんがいるご家庭を想定して書かれていますので、製品に対しての見方が少し異なります。
どういうことかというと、安全性に重きを置いているのでそれぞれご紹介します。
蚊取り線香は赤ちゃんや妊婦さんのいる家庭に不向き
蚊取り線香は赤ちゃんや子供、妊婦さんのいるご家庭では不向きです。
それは蚊取り線香が蚊の駆除に効果が薄かったり、人体に影響が出るという意味ではありません。
蚊取り線香も様々な会社から製品が発売されていますが、いずれも赤ちゃんや妊婦さんはもちろん、大人に対しても害がないように研究、創意工夫を重ねて効果的な製品を販売していますが、それでも赤ちゃんや妊婦さんのいるご家庭では不向きな理由があります。
蚊取り線香の煙が原因で起こる影響
煙に含まれている薬剤成分は人体に影響が少ないとしても、煙自体がダメな場合があります。
喘息もちであったり、気管支が弱かったりなどが原因で、煙を吸ってしまうと咳が出るなどの影響がでるためです。
これに関しては煙が出ないワンプッシュ型の蚊がいなくなるスプレーか煙が出ない蚊取りマット、水性の液体蚊取りが喉や気管への影響も少なくて良いです。
また蚊がいなくなるスプレー、ワンプッシュ虫よけ以外の製品に言えることですが、換気には十分注意しないと室内に煙が充満してし、咳や頭痛、目が痛くなるなどの影響が出ますので、蚊取り線香を屋内で使用の際には窓を開け換気しながら使用するようにしてください。
妊婦さんのつわりに影響する場合も
蚊取り線香には各社臭いなどにも気を遣った製品が多く販売されています。
煙や臭いが少ないタイプ、いい香りがつけられているタイプなど様々ですが、妊娠初期や後期のつわりには蚊取り線香の臭い自体がダメという事もあります。
どうしても臭いがダメな場合は無臭のマットタイプや水性タイプなど、臭いを抑えることに力を入れている製品が多いのでその中から選ぶと良いです。
つわりは変化するもので、最初は大丈夫だったのに後でダメになってくるなどのパターンがあります。
製品を選ぶ際には妊婦さんのつわりのことも考えた製品選びをおススメします。
蚊取り線香は火を使うので赤ちゃんや子供に危険
まだ自由に動くことのできない子供であれば比較的問題はありませんが、自分で歩いたりなんにでも興味を示す年齢になってくると注意が必要です。
火がついていなくても製品を食べてしまったり、火をつけるためのライターなどの誤飲や燃えた後の灰を触って口にするなど様々なリスクがあります。
これらは手の届かない高い場所に保管すれば問題はありませんが、万が一という事もありますので蚊取り線香を使用する場合は煙だけでなく保管方法にも注意しましょう。
なめたり一欠けら食べてしまう程度であればうがいなどをさせて様子を見る程度で済みますが、アレルギーなどの症状が出てくることもあります。
また大量に食べてしまった場合は嘔吐や腹痛などの症状が出るので、そんな場合はすぐにかかりつけのお医者さんなどの医療機関を受診しましょう。
液体蚊取りは比較的安全
液体蚊取り線香は火も使わず、煙も出ない為赤ちゃんや子供がいるご家庭でも安心してご使用いただけます。
気を付けなければならない点は蚊取り線香と同じで、ピレスロイド配合の液体を熱で気化させて蚊を駆除する仕組みですので、長時間使用する際は時々換気をする必要があるという事です。
あとは、蚊取り線香と違い、電源が入っている限り動き続けるので、使用していることを忘れて消し忘れてしまうことが多いという点です。
蚊取り線香ならば1巻燃え尽きれば終わりですが、液体蚊取りは薬剤が残って電源が入っている限り終わりはないので、夜寝るときにつけて朝消すのを忘れがちになります。
それでも蚊取り線香に比べて煙がないので喘息や咳などの害もなく、臭いも近くで嗅ぐと少しは臭う製品もありますが、設置場所次第でつわりの影響を与えるほどでもありませんし、火を使っていないので子供が万が一触ってもそこまで害はありませんので、比較的安全な製品です。
液体蚊取りも蚊がいなくなるスプレー等と同じでピレスロイド成分を含んでいるため、赤ちゃんや妊婦さんはもちろん、大人やペットにも影響はないので安全性の面でも優れています。
2022年現在、知人友人リアル家族どこの家に行っても液体蚊取りか蚊がいなくなるスプレーなどのワンプッシュ虫よけを使っている家がほとんどでした。
屋外で犬を飼っているおうちは、外ではペット用蚊取り、室内では蚊がいなくなるスプレーなどのワンプッシュ蚊取りと使い分けていましたので、環境に合わせて使い分けるのが効果的です。
室内なら蚊がいなくなるスプレーの効果はすごい(まとめ)
以上のようなことがわかります。
夏の蚊が出てくる時期は憂鬱なもので、快適に夏を過ごす為には蚊などの虫よけ対策は必須です。
とはいえ、ご家庭に赤ちゃんや妊婦さんがいると、本当に蚊がいなくなるスプレー、ワンプッシュ虫よけや蚊取り線香などを使っても大丈夫なのか、体に影響はないのかと心配になるのは当然です。
いずれの製品も各メーカーが試行錯誤しユーザーの事を考えて開発されているはずですので、当然人体への影響は真っ先に考慮されているようです。
実際に我が家も最初は心配して使用を控えることも検討しましたが、赤ちゃんが蚊に刺されて痒がっている姿は可愛そうですし、搔きむしることで別の問題も出てきますので最終的に蚊がいなくなるスプレー、ワンプッシュ虫よけを使用しましたが何も問題はありませんでした。
赤ちゃんや妊婦さんへの影響を心配する気持ちもわかるので、今回は蚊がいなくなるスプレー、ワンプッシュ虫よけや水性蚊取りなどの虫よけグッズを使っても大丈夫だという内容を書きました。
今年の夏も虫よけグッズを有効活用し快適に過ごしていただければ嬉しく思います。
コメント