この記事に辿り着いたということは、すでに何社かのカード会社にお断りされた状態だと思われます。
問題はお断りされるような心当たりがあるかどうかです。
心当たりがある場合はその原因を取り除けばいいのですが、無い場合は意外と知らない理由が潜んでいる可能性が高いので、この記事を参考にしてみてください。
僕は消費者金融5社を焦げ付かせ放置したのちに全額返済するも、その後10年以上クレジットカードが作れませんでした。
返済も終わり、クレジットヒストリーから事故歴が見えなくなるまでの期間も待ったのになぜという気持ちが強かったですが、銀行でローンを組む時に銀行員さんが意外な理由を教えてくれました。
実際にクレジットカードを作れないという方はこれが原因という場合が割と多いそうです。
それではクレジットカードが作れなかった人間の生きた環境と、作れなかった理由を書いていきます。
クレジットカードが作れなくても最初の頃は苦ではなかった
最初の頃っていつやねんというと
親に泣きついて借金全部返してもらった後、まともに働いて親にお金を返してる頃ぐらいです。
改めてこの赤字の部分は人としての情けなさを前面に押し出しすぎて、キーボードでカタカタするたびに心の何かを削られている感がありますが、そんな人として情けないエピソードに至った経緯はこちら
雀荘の記事は基本的に闇深い社会のファンタジーといった切り口で、中々にご好評頂いているのですが、この記事に関しては、ただただ精神が未熟なダメ人間が作り上げられて行くだけの見世物ストーリーな感じに仕上がっています。
ドストレートに言うと恥晒しです。
上の関連記事を読んで、心に何か引っかかりを感じた方はすぐにでも生活を改めることを心よりお勧めいたします。
消費者金融でお金を借りて学んだこと
前提として借金は全て返しましたが、そこに至るまでに督促を無視し続け、遅延損害金は嵩み、督促状の手数料は取られる、クレジットヒストリーに余裕で載る
あの当時は確か年利がグレーと言われていた時期で、うろ覚えですがある消費者金融は年率27%ぐらいだった気がします。
過払い金の請求に関しては最後の取引から10年なのでとうに時効で権利は失効している為、今更過払い請求は考えていませんが、年率27%って今考えるとエグイですが無知とは言え納得した上でお金を借りているわけなので文句を言うのはお門違い。
実際にパチンコ打っててお金が足りない!あと少しで当たりそうなのに!そんな思考回路でお金を借りて実際に助けられたこともありました。
酸いも甘いも色々と経験したおかげで金融のアレコレも多少は分かるようにはなりましたが、リボ払いとかも含めて中学校ぐらいから金融関係の授業を取り入れるべきだと思います。
そんなわけで、20代の大半はブラックリストに名を連ねたまんま特に気にもせず生きていました。
いかに何も考えずのらりくらり生きていたかが窺えます。
ちなみにこの頃1度だけ誰でも審査が通ると有名な楽天カードに申し込みました。
マッハで謝られました(※謝られるとは、審査の結果ご希望に添えることができませんでしたという文言が来る為、そう表現しています)
ブラックリストで困った事
厳密にはブラックリストというものは存在しませんが、とりあえず借金して焦げ付かせた烙印のイメージとしてはブラックリストという単語がしっくりくるかと思うので、ブラックリストで通します。
基本的にそこまで困る事はあまりなかったのですが、要所要所でえ?マジで?って出来事は何回かありました。
1・ネットショッピングでコンビニ払いか着払いしか選べない
これが地味に不便でした。
まだ着払いなどが選べるパターンなら良かったのですが、カード決済しかない場合もあったので、そこはさすがに不便でした。
2.車のローンも組めなかった
何を思ったか中古車センターで良さげな車があったので買おうと思って、ふらりと来店、営業さんと話し込み支払いプランも固まり、さあ成約しましょうか(この間30分~1時間ほど)という段階で、ローンを組むのに中古車販売店提携の信販会社に審査通しますねと営業さんログアウト。
審査通らなかったんですけど何か心当たりありませんか?
まさか審査通らないとは思わなかったのか、めっちゃ青ざめた真顔で聞かれました。
結局、心当たりないんでまた確認してから改めて来ますと言って撤退。
心当たりありすぎてその店に行くことは2度とありませんでした。
3.まさかのiPadを分割購入できなかった
欲しいなと思ったのでiPad買おうとしたら店員さんに分割審査通りませんでしたと言われました。
当時はなんでやねん!と思いましたが、冷静に考えたらiPadを分割払い(ローン)で購入するのだから、逆になぜ買えると思ったのか今となっては不思議なレベル。
ちなみにこの携帯ショップ関連は後々ずっと絡みついてきます。
4.自分の金融情報を調べる為の手数料にクレジットカードが必要だった
細かい説明は省きますが、自身のクレジットヒストリー、金融情報を確認できる機関があります。
そこで自分の何が引っ掛かっているのか調べる為に情報開示をしようとしました。
開示手数料……クレジット決済……
調べたら他にも支払方法はあるのですが、クレジットカードが作れなくて困ってて、その原因を探ろうとしたらクレジットカードで手数料払えと言われて当時は萎えてやめました。
5.ETCカードが作れなかった
これは後にデビットカードで何とか出来ましたが、ETCが使えないのはなかなかに不便な物でクレジットカードが作れなかった当時は非常に歯がゆい思いをした記憶があります。
とはいえ、そもそも高速に乗るお金の余裕もガソリン代ももったいなくてそんなに遠出することはなかったので本当に最初の頃だけでした。
心当たりがないのになぜクレジットカードが作れないのか
本格的にクレジットカードを作りたいと思ったのは借金などを奇麗に返済してから6.7年後ぐらいの事です。
金融の事故情報(自己破産情報などは別)は5年が経過すると綺麗に抹消され、クレジットカードが作れるはずなのになぜ?
当時は他に借金も無く、地獄ながらも警備員として働き、社会的にはそれなりにまともに過ごしていたはず……なぜ?
そんな気持ちで、色々なクレジットカードの申請を出しました
ちなみに金融系を個人的に大きく分けると
- 銀行系
- 信販会社
- 消費者金融
あくまで自分の中でのジャンル分けですが、審査の厳しさは消費者金融が1番緩く、銀行系がキツイイメージでした。
銀行系は三井住友などの大手銀行のキャッシングカード、信販系はジャックスなどの信販会社、消費者金融系は有名どころではSMBCモビットなどでしょうか。
ちなみに現在のメインカードはJCBカードWと楽天カードですが、当時は余裕で謝られていました。
そんな中、余裕で作れたのがモビットでした。
正直消費者金融系は痛い目見てるので使う気はなかったのですがそこで妙案が閃きます。
これで借りて返してまともな金融情報作ったらクレカ作れるんちゃうん!?
この考えはクレジットヒストリーを作るうえで有効っちゃ有効ですが、そもそも5年経過してもクレカを作れない原因が分からない中で試しにやる手段ではありません。
なぜ作れないのかの原因を探ってからやるべきなのですが、当時の自分にその発想はありませんでした。
クレジットカードを作れない時に試したい事(重要)
1つの審査を出して謝られたら次!ではなく、半年ほど時間をおいてから審査に出しましょう
理由は、仮にJCBカードの審査に落ちました、じゃあ楽天は審査が通りやすいと有名だし次は楽天カードだ!
と、いったところでJCBの審査が落ちたのにはそれなりの理由があるはずなのでいくら他の所を審査しても落ちる可能性が大です。
冷静に考えて次の楽天側からしたら別のカード会社で落とされた人が今度は我が社に審査を申し込んで来た、としかならないので、普通に考えれば無理があります。
さらに言えば、審査を申し込んだという履歴が個人信用情報機関に載るので、仮に一か月ずらしたところで履歴が残っている為、さっき別のカード会社の審査落ちた人、から1か月前に審査落ちた人にジョブチェンジするだけの話です。
じゃあどのタイミングならいいのよ?って疑問が湧くと思います。
僕も色々なサイトで調べましたが、どこ見ても6か月以降がベストなタイミングのようですし、実際僕も半年に1回審査を申し込んだら無事に審査通りました。
半年待つことが審査通過にどれだけ効果があったのかは定かではありませんが、少なくとも審査通過に至った要因の1つにはなったと思います。
クレジットカードを作れなかったネタばらし(重要)
なぜこれが分かったかというと、住宅ローンを組む為に銀行に行った時でした(※この時点では原因は分からないがなぜか楽天カードを作ることができていた)
住宅ローンの審査は通ったんですけど、希望額の融資を受ける為には信用が足りない為、僕と奥さんとの連名で名前が欲しいとのことでした。
そこで、何が原因で信用が足りないのかを銀行員さんに思い切って聞いてみた所、教えていただくことが出来ました。
携帯料金の滞納履歴が残っていた為
たったこれだけ!
これが消費者金融の借金を全部返し、5年経過してもクレジットカードを作れなかった原因でした。
携帯料金に携帯の分割代も含まれていた場合、知らず知らずに事故情報としてのることがあります。
携帯のローンを一か月分とかでも飛ばしたら、不払いで載るのは当然なのですが、携帯料金に含まれている為その感覚が薄れるのです。
車のローンなら払わなきゃってなりますが、携帯代だと一か月ぐらいいいか~って思えるのがお金にだらしない人間の特徴です(経験談)
で、警備員時代とかにも生活費が少し足りなくて、携帯代を一か月送らせて、遅れた分を翌月払い、さらに一月送らせてといった自転車操業をしていました、そのツケが回ってきたわけです。
家を建てるかという時には警備員も退職し、それなりにまともな会社に就職して彼女との結婚というイベントもあり比較的まともな生活をしていました。
そのおかげでなのか理由はよくわかりませんが念願の楽天カードが作れたというわけですが、その裏ではちゃっかり携帯料金の滞納履歴は残っていたようで、それが住宅ローンを組む時に引っかかったというわけです。
結果として銀行員さんから直接教えてもらえた、カードが作れなかった理由は携帯料金の滞納が原因とのことでした。
クレジットカードが作れなかった原因(まとめ)
現在持ってるクレジットカードは楽天カード(自分と家族カード)とJCBカードW、住宅ローンと車一台のローン持ちです。
これは借金まみれ、笑うwwwという話ではなく、携帯を分割で買えなかった人間が。
楽天カードに何回も謝られた人間が。
何だかんだで社会的信用を得て、良い意味で借金ができるようになった話です。
- 基本的に金融機関の支払い滞納などに心当たりがないのならば、携帯端末の料金滞納を何回か繰り返していないかを調べる。
- 自分に関係のないところで個人情報に傷がつくパターンもあるようですが今回はそこまで触れません。
- 滞納などに心当たりがあるのならば、綺麗に整理して5年は耐える
とりあえずこの辺を気を付ければ何とかなるんじゃないでしょうか。
2022年現在、PayPayや楽天Pay、QUICKpayやSuicaなど様々な決済方法が主流となってきている中、クレジットカードと紐づけて使えば、生活がかなり快適になります。
財布を忘れてもスマホがあればなんとかなるというのはかなりの強みです。
そんな便利な世の中、そういうアイテムは使わない手はないので、僕みたいに金融機関からの信用が地を這うような生き方をしていない、真っ当な方はぜひ試してみてください。
僕の同類は真人間になってからしばらく耐えてください、気持ちは良くわかります。
今でも割と審査が緩いというか間口が広い楽天カードのリンクを貼っておきますので、ぜひ審査を試してみてください。
普通に生きていればまず審査は通るはずです。
審査に落ちるとまぁまぁショックです(経験談)
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